今日は8月31日。8月も今日で終わりです。
「8月がヤバい」とyoutubeなどで予言系動画チャンネルが大挙して似た様な動画を公開する中、お約束と言うかなんと言うか、結局ヤバい事は起きていません。
中国の領空侵犯とか日向灘を震源とする最大震度6弱の地震もあったものの、大災害と呼べるほどのものでもありません。また、現在上陸中の台風10号も、上陸する前は「危険度最大」とか「伊勢湾台風並み」と騒がれていたのに、今は普通の台風レベルです。
それでも一部地域では浸水とかの被害も出ているので、今後も十分な警戒をするにこしたことはありません。
さて、昨日はようやく「エイリアン・インタビュー」に触れた記事を書きました。なので、その勢いで今日は「オアスペ」に触れた記事を書きます。
オアスペとは?
「オアスペ」は1880年にアメリカの歯科医ジョン・ニューブロー氏の手によって書かれたもので、日本の竹内文書と対を為す奇書とも言われています。
というのも、オアスペは1880年のとある春の日の朝、突然天からの光が当たったジョン・ニューブロー氏の手が自然に動き出し、タイプライターで15分間、文字を叩き続けるという現象が始まったそうです。
いわゆる自動書記みたいなものですね。そして、彼は自分が書いたものを読まない様に天使から指示をされたということです。
自動書記は最初の日から50週間、350日もの間、毎日続いたそうで、こうして綴られた原稿をまとめて1882年に「オアスペ」という表題で出版されました。
ちなみに「オアスペ」というのは「オ(空)・ア(地)・スペ(霊)」を意味しているようです。
そして、内容はと言えば、創造主ジェホヴィの教えや地球創世の歴史、約8万年にも及ぶ人類の歴史が描いたものとなっています。
オアスペによる世界創世神話
毎回、似た様な事を書いていますが、このブログ内ではオアスペを要約したものを紹介していくので、全文が読みたい人はリンクを貼っておくのでそちらで購入してください。
さて、話を戻して、オアスペによると、我々人類は下記の様にして生まれたそうです。
まず、宇宙はエーテリア界(神界)、アトモスフェリア界(霊界)、コーポリアル界(物質界)からなり、これらは創造主ジェホヴィによって創られました。
また、ジェホヴィが地球に最初に創った人類は約79,000年前に誕生した「アス」という種族です。この「アス」は霊的なことを理解することができなかったようです。
霊的なことというのは、多分、ジェホヴィと意志の疎通ができるかどうかという意味でしょう。神(ジェホヴィ)やその部下(地球担当=首長、お使い役=天使)の言葉を聞くことができなかったと考えれば分かりやすいと思います。
そこで、ジェホヴィは他の惑星で肉体を失った宇宙の霊を地球に招き、肉体をまとわせて「アス」と交配させました。
そして生まれたのが「イヒン」という種族で、「イヒン」は神の声を聞くことが出来ました。きっと、霊界の人とのハイブリッドみたいな感じだったのでしょう。この「イヒン」が非常に重要な役割を果たします。
その後、神により禁じられていたアスとイヒンの交配の結果、第3の人類「ドルーク」が生まれ、第4の人類「ヤク」第5の人類「イフアン」がそれに続いて誕生します。
途中、イヒンの財産を奪おうとドルークがイヒンを殺して追放されたりなどなんやかんやあったり、人類とそのサポートをしていた天使が堕落し腐敗するなどしている様を見て、神は一旦リセットしようと考えます。
特にその惨状の中心となっていたのがパン大陸。首長により任命された5人の担当官の名前から名づけられたワーガ(パン大陸)とジェド(アジア)、ザウリ(アメリカ)、ヴォフ(アフリカ)、ディス(ヨーロッパ)の5大陸の内の1つです。
ちなみに5大陸は定期的に首長が「神の船」に乗って視察に回っていたそうです。
このパン大陸を地球上から消す際に起きたのが世界中に伝わる大洪水伝説の元となったであろう大洪水です。
大洪水伝説となれば、当然の様に箱舟伝説もセットになるわけで、パン大陸に住んでいたイヒンたちは事前に大きな船を作る様にインスピレーションを得ていて、その船に乗ったために助かることができました。
その際に造られた船は138隻。このうち2隻には特別な使命が与えられ、残りを4つの船団にわけ、それぞれグアタマ(アメリカ)、セム(インド)、ヤフェト(中国)、ハム(エジプト)に漂着しました。
そして、特別な使命を帯びた2隻は、北部の端の方以外は海底に沈んでしまったパン大陸の残骸「ザ・パン」に上陸することになります。
これが「ザ・パン」を捩ったのかどうなのか知りませんがジャパン、つまりは日本であるという話です。
オアスペと他の伝説や神話、奇書などとの共通点
ここまで読んでいただいて、どこかで見たような、どこかで聞いたような話が散見していることに気が付くかと思います。
例えば、他の星から霊を連れてきて肉体をまとわせる。これはエイリアン・インタビューで犯罪者の魂を肉体という檻に封じ込めるというのと似ています。
禁じられているのにアスと交配してしまうイヒンの話は、聖書でのアダムとイブの知恵の実の話。
ドルークがイヒンを殺して追放される話は、聖書でのカインがアベルを殺害して追放される話。
人類とサポート役の天使が堕落したという話は、聖書での天使と人間の間に生まれた子供であるネフィリムの堕落。
大洪水と事前に船を作ったことで生き残る話は、そのまま聖書での大洪水の話。
こんな感じで共通点は多くあります。
ですが、「アメリカで書かれたものなんだから聖書を参考にしているに決まっている」という人もいるでしょう。
しかし、聖書のみならず、日本の本、それも奇書と呼ばれる類の本に記載されている内容と一致している点もあるとなったらどうでしょう。
例えば、竹内文書には五色人として黒人、白人、黄人、青人、赤人という人種が世界に散らばって存在していたと書かれています。
これは、アス、イフン、ドルーク、ヤク、イフアンという風に解釈もできますし、オアスペの五大地域の担当官と似た「五色人の祖」という役職も記載されています。
更に、オアスペで地球の担当官が「神の船」で五大地域を視察したと書いてあるのと同じように、竹内文書にも歴代天皇が「天空浮船(あめのうきふね)」に乗って世界各国を巡幸したとあります。
1880年当時、日本は明治維新の真っ最中です。アメリカ人歯科医のジョン・ニューブロー氏が日本の古い伝承に詳しかったとは考えられません。
なにより1928年に竹内巨麿が文書の存在を公開したので、1880年の段階でジョン・ニューブロー氏が竹内文書と聖書を参考にしてオアスペを作成するのは不可能です。
可能性として考えるのならば、竹内巨麿がオアスペを参考にしたという方がまだマシでしょう。
ちなみに、このオアスペに出てくる創造主の名前、誰かに似ていると思いませんか。そう、旧約聖書や新約聖書における唯一神「ヤハウェ」。この「ヤハウェ」の英語名である「Jehovah」、すなわちジェホヴァですね。
ジェホヴィとジェホヴァって似ていませんか?
内容が聖書に似ている箇所がある点からしても、同一のような気がします。
ただ、オアスペの中では偽の神の4宗教として「キリスト教」「イスラム教」「仏教」「バラモン教(ヒンドゥー教の前身)」が挙げられています。
キリスト教の唯一神様で、一説にはサタンよりも多くの人を殺しているヤハウェを偽の神と位置付けてしまっているあたりも気になりますね。
ザ・パンがジャパンというのもいまいちな気もしますし。
本当のところはどうなっているんでしょうね。
それでは今回はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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