残り394日|6月3日に6つの惑星が直列状態だったそうです

惑星直列 思ったこと

一足遅れ感は否めませんが、2024年6月3日の朝6時31分に石川県能登地方でマグニチュード5.9、震度5強の地震がありました。

この時、私の住んでいるエリアでは揺れは感知出来なかったのですが、久方振りの緊急地震速報に叩き起こされたのも事実です。この緊急地震速報、やたらと広範囲で発令されたのですが、その原因がごく短時間に同じような場所で連続して地震が起きたために震度判定を誤ったことらしいです。

その為、富山湾でマグニチュード7.4の地震が発生したと推定され、能登で震度6弱~7程度、東京や大阪、東北などでも震度3~4程度が予想されるとして広範囲に発表されたようですね。

能登地方は元日にマグニチュード7.6の地震が発生したこともあり、その余震なのかなと思います。

さて、実はこの6月3日。地上では件の地震があったわけですが、宇宙では過去6000年間で4回程度しか起きていない現象が起きていました。

それは惑星直列と言われるもので、2つの惑星が見かけ上で直線に並ぶというのはそれなりの頻度で起こります。それが3つ以上となると途端に頻度が減り、今回、6月3日に起きた惑星直列は、水星、木星、天王星、火星、海王星、土星の6つの惑星が並ぶという大変珍しいものでした。

この惑星直列と聞くと、私なんかは聖闘士星矢という作品の冥王ハーデス編を思い浮かべてしまいます。

そうです。聖闘士星矢ファンならご存じのはずの「グレイテストエクリップス」という技です。

これがどんな技なのかというと冥王ハーデスが太陽系の全惑星と月を一直線に固定し、地球を永久に日食の状態にして気温を低下させ人間を死滅させるという、まさに神の御業です。

そして、もう一つ。lこちらはMMRという週刊少年マガジンで不定期連載されていた作品内でノストラダムスの大予言ネタでも取り上げられた「グランドクロス」です。記憶が正しければ、「惑星直列」も取り上げられていたと思います。

この作品の方ではグランドクロスや惑星直列など、惑星が並ぶことで地球に多大な影響を及ぼし、それが人類滅亡に繋がる重大な事変を起こすというようなことが語られていました。

これらの事から「6月3日の地震は惑星直列が原因では?」と一瞬考えましたが、すぐに考えなおしました。

惑星6個分の影響にしてはマグニチュード5.9って微妙すぎるだろと思ったんですよね。

そもそも、新月の前日に起きた1960年5月のチリ地震(M9.5)。新月の翌日に起きた1994年10月の北海道東方沖地震(M.8.2)。満月の当日に起きた1995年1月の阪神・淡路大震災(M7.3)。新月の当日に起きた2003年9月の十勝沖地震(M8.0)。

上記の地震は満月や新月の当日、もしくはその前後に起きた地震で、これだけ見ると太陽、月、地球が直線に並んだだけでも影響大きいなと思います。

ですが、2011年3月に起きた東日本大震災(M9.0)は満月の8日前だったりと意外と誤差があります。

これを「宇宙規模のことだから数日の誤差があるのは当たり前」と言ってしまうと、逆に惑星直列の影響を受けていない時って結構少ないんじゃないかと思うわけです。満月や新月の前後8日間は影響があるとなれば、満月の前後合わせて17日間、新月の前後合わせて17日間とほぼ1か月丸ごとカバーしてしまいますしね。

惑星直列の影響を受けている時の方が長いんだから、地震などが起きた時に「これは惑星直列が影響している」と考える方が平常運転な気がします。

そう考えると、惑星直列自体の影響はあまり考えなくてもいいのではないでしょうか。

それとは別に、あくまで「星が並ぶ」ということだけを重視した時に気になるのが「臨終間際の予言」と呼ばれるものの内容です。

これに関しては次の機会に書きたいと思います。

今回は最後までご覧いただきありがとうございました。

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